誰にでも起こりうる日常のトラブルに立ち向かう方法

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  • 台所水栓交換の落とし穴

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    台所の蛇口交換は、キッチンの印象を大きく変え、使い勝手を向上させる魅力的なリフォームです。しかし、事前の確認を怠ると、思わぬ落とし穴にはまり、交換できない、あるいは期待通りの仕上がりにならないといった失敗に繋がりかねません。ここでは、蛇口交換時に注意すべき落とし穴と、その回避策について解説します。最大の落とし穴の一つは、「既存の給水管や取り付け穴の構造を把握していない」ことです。特に古いキッチンや、ツーホール(穴が二つ開いているタイプ)の蛇口をワンホール(穴が一つ)の蛇口に交換したい場合、取り付け穴の数が合わないことがあります。無理に設置しようとすると、シンクやワークトップに不要な穴が開いてしまったり、水漏れの原因になったりします。事前にシンク下の給水管のタイプや、取り付け穴の数、間隔を正確に確認しましょう。穴の数が合わない場合は、専用のプレートで穴を塞ぐか、追加の穴あけ加工が必要となり、費用も手間も増えます。次に、「止水栓の操作方法や劣化」という落とし穴です。蛇口交換作業を始める前に、必ずシンク下の止水栓を閉めて水の供給を止めますが、長年開閉していない止水栓は固着していて回らなかったり、無理に回すと破損したりする可能性があります。また、止水栓自体が劣化していて、完全に水を止められないケースもあります。この場合、家全体の元栓を閉める必要が出てくるため、事前の確認と準備が必要です。「選んだ蛇口と給水方式が合わない」というのも見落としがちな落とし穴です。例えば、食洗機用の分岐水栓が付いた蛇口に交換したいのに、新しい蛇口に分岐機能がなかったり、シンク下の給水管のスペースが不足していたりするケースです。事前に必要な機能や、シンク下の配管スペースを確認しておきましょう。「賃貸物件での無許可交換」は絶対に避けるべき落とし穴です。賃貸物件の設備は原則として物件の所有物であり、勝手に交換を行うと契約違反となり、退去時に原状回復費用を請求される可能性があります。必ず事前に管理会社や大家さんに相談し、許可を得てから進めましょう。これらの落とし穴を回避するためには、工事に取り掛かる前に、現在の蛇口やシンク下の構造、給水管のタイプ、取り付け穴の数、そして賃貸物件の場合は契約内容を徹底的に確認することが重要です。