壁の亀裂、賃貸の場合はどうすれば良い?

賃貸住宅の壁に亀裂を発見!「これって、どうすれば良いの?」「退去時に費用を請求されるの?」と不安になりますよね。ここでは、賃貸住宅で壁に亀裂が発生した場合の対処法と、注意点について解説します。まず、賃貸住宅の壁に亀裂を発見したら、速やかに大家さんや管理会社に連絡しましょう。亀裂の原因が、入居者の故意または過失によるものでなければ、大家さんや管理会社に修繕義務があります。連絡する際には、以下の点を伝えましょう。亀裂の場所、亀裂の大きさ(幅、長さ、深さ)、亀裂の種類(可能であれば)、亀裂を発見した日時。大家さんや管理会社は、状況を確認し、必要に応じて、業者を手配してくれます。注意点としては、以下の点が挙げられます。自分で勝手に補修しない:DIYで補修できる場合でも、必ず大家さんや管理会社に許可を得てから行いましょう。無断で補修すると、退去時に、原状回復費用を請求される可能性があります。亀裂の状況を写真に撮っておく:証拠として、亀裂の状況を写真に撮っておきましょう。連絡内容を記録しておく:いつ、誰に、どのような内容を連絡したのか、記録しておきましょう。賃貸住宅では、退去時に、原状回復義務があります。しかし、経年劣化や通常の使用による損耗については、原状回復義務の対象外となります。壁の亀裂も、経年劣化や自然損耗によるものであれば、入居者に修繕義務はありません。ただし、入居者の故意または過失によって亀裂が発生した場合は、修繕費用を負担しなければならない可能性があります。例えば、家具をぶつけて壁に穴を開けてしまった場合や、重いものを壁に立てかけて亀裂を生じさせてしまった場合などが、これに該当します。いずれにしても、賃貸住宅で壁に亀裂を発見したら、まずは大家さんや管理会社に連絡し、指示を仰ぐようにしましょう。